リノベーションを行う上で、家具選びはとても重要です。リノベーションをする際は、家や部屋を自分の好きなように、おしゃれな空間に作り上げることができます。そして、その空間づくりでも欠かすことができないのが、家具の選定です。家具の選び方によって、空間の印象は大きく変わってきます。一方、なかなかセンスのいい家具選びというのも難しいもの。ここでは、家具選びのポイント、特にソファの選び方についてご紹介したいと思います。

ソファを選ぶときのポイントは主に3つです。

■素材の選び方

一つ目は、素材の選び方です。ソファは長い間体に触れることになります。

その為、ソファの素材を好みのものにする事は、とても大切です。

またさらに言えば、多くの人が触れる家具でもあるので、ダメージやそのメンテナンスの事も考える必要があります。

ソファの素材として一般的なモノには、ファブリック、天然レザー、合成レザーの三つがあります。

ファブリック素材のソファは、一般的に肌触りが良く、一年を通して使いやすいソファです。

天然レザー素材のソファは、適切なメンテナンスによって、長年使用することが可能になります。

またファブリックに比べてホコリやダニも付きにくいです。

合成レザーは、手入れが楽な分耐用年数は天然レザーのソファに比べて劣ります。ソファの肌触りや、個人の好みをしっかりと反映したソファを選ぶことが大切です。

■ソファサイズの選び方

二つ目は、ソファのサイズの選び方です。サイズを選ぶ時は、ソファをどのように使いたいかを考えることが大切です。

例えば、余裕をもって寝転がりたいなら3人掛けを選び、座ってテレビを見たりすることが多ければ、二人掛けなどを選ぶなどです。

座る人数を考えることはもちろん大切ですが、その想定する用途によっても、ソファの形は考えることができます。またソファの奥行に関しては、奥行きが広いほどゆっくりくつろげるという事。

また自身の体格との兼ね合いも考えて選ぶことが大切です。

ソファの高さ、ハイバックか否かに関して言えば、ソファに座って本を読んだり、テレビを見たりする、ひとりでゆっくりとするような状況が多い方には、ハイバックのものを選ぶと良いでしょう。

■ソファの脚の長さ

三つ目は、ソファの脚の長さについてです。

ソファは他の家具に比べて低いですが、その有無によって、部屋の中の存在感は大きく異なります。

一般的に、ソファの脚は長いほどカジュアルな軽い印象を与えます。

しかし一方で、安定感や安心感は印象として少し弱くなります。また脚が長いソファの前には、テーブルなどを置かない方がすっきりとした印象を与えます。

脚が短い、もしくはない場合は、ソファの印象としてどっしりとした安定感を生み出します。

その大きな存在感を持つソファに対しては、前にテーブルを置くと、その印象を少し和らげることができます。

また家具の脚に共通して言えることは、他の家具と脚の素材を合わせると家具全体に統一感を出しやすくなります。

脚が金属、木材などそれぞれのタイプに合わせた家具の組み合わせが重要です。

今回は、家具選びの中でもソファについてご紹介しました。

おしゃれな空間を作り上げるためには、部屋の中で大きな面積を占めるソファの選び方はとても重要です。

実際に足を運んで色々と体験する中で、あなたにとって最高なソファが見つけられるのではないでしょうか。