新しく家を購入した方で、「リビング」をリフォームしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
家の中でも多くの時間を過ごす場所だからこそ、自分たちの納得のいくリフォームをしたいですよね。
しかし、何も考えずにリフォームをしてしまうと、いざ住んでみた時に「暮らしづらいな」と感じてしまうことがあるのです。
そこで今回は、リビングリフォームをするときの注意点を述べていきたいと思います。
リビング階段を作られる方は、子供たちとの会話が増えるというメリットを感じて作られる方が多いようです。
しかし、リビング階段にはデメリットもいくつかあります。
まず、リビング階段がスペースをとる関係で、リビング自体のスペースが狭くなってしまうことです。
リビングが狭くなり居心地の悪い空間になってしまっては、元も子もないですよね。
次に、音やにおいが2階に伝わりやすいことです。
これらが2階に伝わってしまうと、2階部分の生活の質にも影響してきますよね。
デメリットを考えずに、リビング階段を作ってしまうと、住み始めた後に「こんなはずじゃなかった」となってしまうのです。
メリットとデメリットをしっかりと比較して、リビング階段を作るかどうか検討しましょう。
「リビングの窓が少なく、日光があまり入ってこないから、窓の大きさや数を拡張しよう」とお考えの方もいると思います。
しかしこの時に、窓の位置をしっかり把握しておかなければ、トラブルの原因になります。
例えば、窓の位置が、隣の家の給湯器と同じ場所だとガスのにおいが気になり、窓を開けにくくなります。
窓の位置が被ってしまうと、カーテンを開けなくなるでしょう。
また、南側に大きすぎる窓を作った場合、部屋の中の温度がとても熱くなる場合もあります。
窓を増やすときは、増える事で考えられうるデメリットもすべて考慮した上で、設置しましょう。
いかがでしたか。
リビング階段はとてもおしゃれで、魅力的に映りますが、デメリットも多く存在します。
また、「光を取り込みたい」という理由だけで、窓を大きくしたり、数を増やしたりすると、思わぬデメリットが生じることがあるのでしたね。
これらは、実際に住んでみるとわかることですが、リフォームをしてしまってから気づいたのでは、遅いです。
リフォーム後のイメージを膨らませて、後悔のないリフォームをしましょう。