内装リフォームは気軽にできるため近年、人気ですが実は気をつけなければいけないポイントがたくさんあります。
今回は、そんな内装リフォームの注意点についてご紹介します。
「部屋全体のリフォームをするほどでもないけれど、クロスを張り替えたい!」などという要望をお持ちの方は、部分的なリフォームをお考えになるかと思いますが、実はこのリフォーム方法には注意が必要なのです。
住宅は一部分が集中的に痛むのではなく、全体的に古くなってきます。
そのため、一部分だけ新しくリフォームをすると、他の箇所から色が浮いてしまうケースがあるのです。
そのため、家の雰囲気が歪んでしまい結局後になって、別の場所もリフォームし直す方がたくさんいらっしゃいます。
また、二度に分けてリフォームするよりも、一度でやってしまった方が安くなることが多いです。
そのため、気になってリフォームをしたい場所だけでなく、その周辺も同時にリフォームした場合の見積もりを見比べてリフォームする範囲を検討しましょう。
内装のリフォームには素材の選択が重要になります。ここでは、よくある失敗についてご紹介します。
「サンプルが気に入って選んだのに、イメージと全然違う」というのはよくある失敗事例です。
その理由は小さなサンプルの印象と、壁一面に貼った時の印象が異なるからです。
これを防ぐためには、大きなサンプルを用意してもらい、実際の部屋の日当たりにも注意しながら決めるようにすれば良いでしょう。
床材のリフォームの際にはデザインだけでなく、手触り・足触り感が大切です。
硬すぎたり、柔らかすぎたり、音が響いたりなど些細なポイントも確認しておきましょう。
クロスを張り替えると、古いクロスを剥がすたびに少しずつシールをはがした跡のようなものが残ります。
張替えを何度も繰り返すと、凸凹が大きくなり下地の跡が表面に出てしまうこともあります。
下地が目立たないようにするためには、「記事の厚いクロス」「柄の入ったクロス」など、クロス選びに注意するとよいでしょう。
張替え回数が3回を超える場合は、下地のボード自体の交換も考えた方が良いかもしれません。
リフォーム会社に相談するようにしましょう。
おしゃれな内装リフォームにするためには、家のバランスも考えて注文するようにしましょうね。