キッチンのリフォームをしたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
特に料理をされる方でしたら、キッチンは毎日何時間も過ごす場所ですから、使いやすく楽しい空間にしたいですよね。
そこで今回は、キッチンのリフォームにおいての選択をされる際に役に立つことをご紹介いたします。
キッチンのリフォームにおいて最初にしたいのは、「何を優先して選ぶか」を決めるということです。
つまりキッチンの形や配置を選ぶ上でどういう面を重視したいかということを考えるのです。
キッチン選びの中でも以下のようにいろいろな観点が挙げられます。
◦費用面:いかに安くリフォームをするのかということを重視されたいのであればこちらになります。余計なところに手を加えないようにするあるいはグレードを下げるといったことから選んでいくことになります。
◦外観面:見た目により美しいキッチンにしたいという方もいらっしゃるでしょう。その場合はキッチン台のデザイン性やリビングダイニングとの一連の空間の中で映えて見えるようなキッチンを選んでいくことになります。
◦バランス面:ダイニングやリビングとの大きさを考えることによってキッチンの形状を選ぶこともできます。
◦収納面:レンジ等の家電やボウルなどの器具、食材など、物を置く場所が意外と必要なのがキッチンです。収納スペースの多いタイプを選択することになるでしょう。
◦機能面:機能面には動きやすさ・使いやすさ・広さなどがあります。
こういった様々な側面の優先順位をつけることで、どのようなキッチンおよび内装にするのかを決めやすくなります。
家事動線という言葉はご存知ですか?これは家事をする際の移動の流れのことで、料理においては調理する材料が入っている冷蔵庫・材料や調理器具を洗う流し台・材料を煮たり焼いたりする加熱調理機器の三つの間の動きを指します。
長すぎると移動が大変で疲れもたまりやすくなりますし、逆に短すぎると窮屈な動きを強いられます。
これまでの生活での動きを振り返ってみて、ご自身の適切な距離を考えながら三つのものの位置を考えるとより使い勝手の良いキッチンに生まれ変わります。
キッチンのタイプには形状で四種類・設置の仕方で四種類あります。ご自身が考える家事動線によってキッチンの使いやすさが大きく変わってきます。
今回は、キッチンを選ぶ際に考えるべきこととして、何を重視するのかを定めるということ、その中での機能性を重視するときの具体的な考え方について家事動線を例に挙げてご紹介いたしました。
事前に優先したいことをしっかり考えておくことで、後悔のないリフォームにしましょう。