沖縄での快適な暮らしを実現するためにも、住宅のリフォームでマイホームの快適性を高めていくのがおすすめです。特にキッチン台は毎日利用するという人が多い場所ゆえ、積極的にリフォームを検討してみるのも良いかもしれません。キッチン台を変える場合は、設備やデザインなどだけに注目するのではなく、高さの問題も踏まえながら考えるのが上手な選び方と言えます。

高さの合わないキッチン台を導入した場合のデメリットとしては、腰痛をはじめ、洗い物をしにくい、包丁に力を入れ辛くなるなどが挙げられます。これが毎日のこととなると大きなストレスになることが考えられ、リフォームの満足度も下げてしまう可能性が高いです。部分的な工事とはいえ、安くない費用が掛かってしまいますので、高さにも目を向けつつ後悔をしないリフォームを行うようにしましょう。

では、どのくらいの高さで考えるのが良いのかというと、次の計算式を参考に考えてみるのがおすすめです。身長を2で割り、そこに5cmをプラスして出た数値が推奨される高さとされています。例えば160cmの場合で考えてみると、85cmという答えが出ますので、これを基準として考えてみると失敗をしにくいです。
ただ、細かい数値に関しては個別に考えてみることが必要です。適正とされる高さだとしても、姿勢によって感じ方が違ってきますし、足元にマットを敷いていたりスリッパを履いていたりするとそれらの影響も受けるでしょう。また、ある人にとっては使いやすい高さだとしても、身長の違う家族からすれば使いにくく感じるなど、キッチンに立つ人次第でも感想は異なります。基本的にはキッチンによく立つ人をメインに考えていくのがおすすめと言えますが、家族みんなで相談をしながら適切な高さを導き出すことが大切です。

もし迷った時には、今のキッチンを踏まえた上で考えてみるのも良いでしょう。現時点で使っているキッチンの高さは適切に感じているのか、それとも高さに違和感があるのか、普段の使い勝手を考えつつリフォーム内容を決めていくのも失敗をしないための秘訣です。

できればショールームへと足を運んでみるのもおすすめです。高さの問題はもちろんのこと、機能面やデザイン性など、実際に自分の目で見てみないと分からないこともあります。リフォーム後のイメージもしやすくなり、どんな感じに仕上がるのか適切に把握できます。また、近頃では電動で高さを変えられる機能を備えた製品も登場していますので、こうしたハイテク機能が搭載されたキッチン台を体感してみるのも良いかもしれません。