みなさんは介護リフォームのポイントをご存じでしょうか。
この記事では介護しやすい間取りのポイントとリフォームの事例をご紹介します。

□介護しやすい間取りのポイントを解説します！

介護しやすい間取りには何があるのでしょうか。
今回ご紹介するのは「リビングを寝室にする」「キッチンは壁付けタイプにする」「トイレには2人分のスペースを設ける」の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。

＊リビングを寝室にする

戸建て住宅では、寝室を2階に設けている方が多いですが、介護という面から見ると、1階に設けた方が便利であることが多いです。
トイレや浴室、キッチンのような水回りは1階にあることが多く、1階を寝室にすることで移動が非常にスムーズになるからです。

しかし、来客時にベッドが見えることが気になる方もいらっしゃるでしょう。
その場合は可動式の仕切りを用いることも1つの手です。

＊キッチンは壁付けタイプにする

最近では、作業をしながらダイニングやリビングの様子をうかがえる対面式のカウンターキッチンが人気を集めていますが、介護を考えると壁付けタイプのキッチンがオススメです。
カウンターキッチンだと、ご飯の後に食器を下げるのにカウンターを回り込んでいく必要がありますが、壁付けタイプだとダイニングテーブルとの距離を近づけられ、片付けを円滑に行えます。

＊トイレには2人分のスペースを設ける

トイレは1日に何度も利用するスペースで、歳を重ねてくるとさらにその頻度は増えます。
加えて、立ったりしゃがんだり手を洗ったりと案外動作が多くなるスペースでもあります。
そのため、動きやすさや介護のしやすさを考えて、スペースを広めにとっておくことが大切です。

□介護リフォームの事例を紹介します！

ここでは介護リフォームの事例をいくつかご紹介します。

まずはトイレの介護リフォームです。
トイレのドアを引き戸から折れ戸にして、強い力を使わなくても開閉できるよういするのがおすすめです。
また、将来の車椅子の利用も視野に入れてスペースを広めにとったリフォームの事例が多いです。

次は、住まい全体のバリアフリーリフォームです。
一緒に生活を送る高齢者の方のことを考慮して、手すりを設置したり、段差をできるだけ無くしたりと工夫を施しています。

□まとめ

介護に最適な間取りのポイントと介護リフォームの事例をご紹介しました。
どのようにすれば介護リフォームを成功させられるのか、知っていただけたでしょう。
今回の記事を参考に、介護リフォームを成功させてくださいね。