浴室が劣化したり、カビが生えて掃除が大変になったりするとリフォームを検討するべき時期です。
では、浴室リフォームにはどのような種類があるのでしょうか。
今回は、浴室リフォームの種類とポイントについてご紹介します。
1つ目は、浴室全体のリフォームです。
浴室には、ユニットバスとハーフユニット、在来工法の3種類があります。
リフォームをする場合は、さらに内容が分かれます。
もともとユニットバスだった浴室をリフォームする際はユニットバスの交換、在来工法の場合はユニットバスへ変えるか、在来工法で作り直しかのどちらかを選択できます。
2つ目は、部分的なリフォームです。
浴室のリフォームは全体でしかできないと思われる方が多いですが、部分的なリフォームも可能です。
浴槽から水漏れが起こったり、安全面から浴槽の高さを変えたかったりする場合は、浴槽だけをリフォームできます。
お湯が冷めづらかったり、美容効果が期待できたりする浴槽などに交換できるので、お風呂の時間がより快適になるでしょう。
また、経年劣化で壁や床のカビが目立ちやすくなったり、排水が悪くなったりしてすべりやすい環境になってしまうので、お子様や高齢の方がいるご家庭は早めに検討した方が良いでしょう。
さらに、換気扇の耐用年数は8年から15年と言われており、換気能力が衰えるので耐用年数が近づいている場合も早めに対処することをおすすめします。
1つ目は、開放的な空間づくりです。
リラックスできる浴室にするためには、開放的な空間にすることが大切です。
そのためには、足を十分に伸ばせる浴槽、ゆとりのある洗い場スペースにして面積を広げましょう。
2つ目は、手入れのしやすさや掃除のしやすさを考慮することです。
浴室は住まいの中でも汚れやすい場所だと言われています。
そのため、お手入れや掃除の時間をどれだけ短縮できるかが重要になります。
汚れにくい素材のものを選ぶことで掃除の負担も減らせるでしょう。
3つ目は、安全性を十分に考慮することです。
浴室は事故が起こりやすいため、安全性を十分に確保しましょう。
転倒を防ぐために手すりを設置したり、滑りにくい床材を選んだりするなどの対策をしましょう。
また、冬の時期に生じる温度差によるヒートショック現象を防ぐためにヒーターを設置することも忘れずに検討しましょう。
浴室リフォームには、大きく分けて全体のリフォームと部分的なリフォームの2種類があります。
ご自身のニーズに合わせてリフォームをすると良いでしょう。
また、掃除のしやすさや安全性を考慮するというポイントも忘れないようにしましょう。