キッチンのリフォームをするときは、どんなことに注目して考えますか。
デザインや利便性、最新のもの、レイアウトなど様々です。
キッチンのリフォームにおいてそれらはすべて大切なことです。
そこで今回は、キッチンのリフォーム前のチェックポイントと注意点を紹介します。
キッチンを設置する前に、レイアウトと動線を確認しておきましょう。
新しいキッチンを設置することで、スペースが手狭になるといった使い勝手の悪い空間にならないかを確認しましょう。
チェックするポイントとして、料理や食材の運びやすさを考えることが大切です。
毎日使う場所だからこそ、使いやすさを考えることが大切です。
そして、素材やデザイン選びも重要です。
好きなデザインのキッチンだと気分よく料理を行うことができます。
しかし、デザインだけに意識を向けてしまうと、掃除がしにくい素材を選んでしまうことに繋がります。
キッチンでは油や水が跳ねやすいため、汚れが付きやすいです。
素材選びを疎かにすることで掃除がしにくく、ストレスの原因になってしまいます。
そして、汚れを落とすために強力な洗剤を使用すると傷が目立つだけでなく、すぐにボロボロになってしまいます。
デザインだけでなく、掃除のしやすい素材を選ぶようにしましょう。
また、湿気対策です。
キッチンの悩みでは臭いや湿気が溜まってしまうことがあります。
それらを解消するためにも、空気の流れの良い場所になるように換気扇を動かすことが必要です。
現段階で、湿気に悩まされている場合は、リフォームの時に位置を変えてみるといいでしょう。
キッチンのリフォームで注意するべき点は、キッチンを利用する人数と主に調理する人の身長です。
キッチンを一度に複数人で利用する場合は、通路を広めにとるといった対策をすることができます。
また、主に利用する人に合わせて高さを調節するようにしましょう。
キッチンの高さが合わなければ、作業がしにくく、肩や腰に負担がかかってしまいます。
そして、新しいキッチンを選ぶ際にはサイズを確認しておきましょう。
もし既存のものとサイズが違ってしまうと、工事の工程が増えてしまいます。
大きければスペースを確保するための工事を、小さければ隠れていた部分の壁紙を張り替える作業が発生します。
そして、搬入することができるサイズなのかについて確認しておくと、作業をスムーズに行うことができるでしょう。
それ以外にも、収納スペースの使い勝手や必要な設備なのか、将来のことを考えているものかどうかもあわせて確認しておきましょう。
キッチンはリフォームをした後、10年から20年使い続けることになります。
その時は良くても年をとってから使いにくくなるデザインならば、一度必要かどうかを考える必要があります。
例えば、頭上の収納です。
踏み台がないと届かないほどの高さならば、活用されないことが考えられます。
収納が使われないのはもったいないです。
活用できる収納を設置しておきましょう。