何十年も生活をしていると、キッチンの汚れや劣化が気になってきます。
そしてガスコンロからIHコンロに変えたいという方、IHコンロからガスコンロに変えたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多くの方がキッチンのリフォームにはどのくらいの費用をかけているのか気になりますよね。

そこで今回は、キッチンリフォームの料金の相場とキッチン選びのポイントを紹介します。

□キッチンリフォームの料金

キッチンリフォームに30万円から50万円かける方が30パーセント、続いて多いのは70万円から100万円かける方が19パーセントとなっています。
50万円からはスタンダードなキッチンを設置することができるでしょう。
70万円からはⅬ型やアイランドキッチンなどを設置することができます。

そして、リフォームにかかる費用は、「キッチンの本体代」「工事費」「廃材処分」「室内養生作業」「交通費」「1年間工事保証」「消費税」です。
選んだキッチンの本体代によってリフォーム費用も変化していきます。

工事費は、既存のキッチンから新しいキッチンにリフォームする時にかかる費用のことです。
交通費は職人の移動費用のことで、駐車場代は別途かかります。
また、1年間の工事保証があれば、工事不備があれば保証してもらえるため、もしもの時に安心できます。

□キッチンリフォームで注意すべきこと

キッチンを選ぶときには、高さやサイズ、デザインや動線などさまざまなことに注意しておかなければなりません。
ほぼ毎日キッチンで調理をします。
もし、主に料理する人の身長に合わないと調理がしにくくなります。
また、低すぎると腰痛や肩こりを引き起こしてしまいます。

キッチンを選ぶときの高さは「身長÷2+5センチメートル」です。
160センチメートルの方は85センチメートルが目安になります。
直接お店で選ぶ際は、普段調理するときの動きを再現してみると選びやすくなります。

そして、サイズ選択も大切です。
もし、キッチンのサイズや形が変わってしまうと、工事をプラスする必要があります。
なぜならば、給排水設備を移動させなければならないことがあるからです。

その他にもキッチンを小さくする場合、キッチンに隠れていた壁や床の内装工事も必要になります。
また、サイズが大きいと設置ができないことがありますので、注意しておきましょう。

デザイン選びをするときには、飽きのこないデザインにしましょう。
キッチンリフォーム後は、10年から20年もしくはそれ以上使っていきます。
流行りで選ぶのではなく、長期間使っていけるデザインを選ぶようにしましょう。
また、デザインばかりを意識するのではなく、使いやすさにも重点をおくことが大切です。

キッチンと壁の間が狭いと動きにくいですし、食器を収納するスペースが足りないとさらに狭くなってしまいます。
十分なスペースを確保し、良いデザインを選んでいきましょう。

□まとめ

キッチンリフォームでは、キッチンのスペースと新しく設置するキッチン選びをしっかり考えていくことが大切です。
高さが合わなかったり、窮屈だと感じてしまう空間だったりすると、調理のやる気が無くなってしまいます。
自炊をすることは健康に生活するためには欠かせません。
使いやすいキッチンを選んでいきましょう。