浴室リフォームは住宅のメンテナンスの中でギリギリまで行わないことが多いほど、劣化に気づきにくい場所です。
気づいた時には、ひび割れしていたなんてこともあるのではないでしょうか。
そして、そもそもどんな作業をしていてどのくらいかかるのかご存じですか。
今回は、浴室リフォームのやり方と工事期間について紹介します。
工事内容によって日数が変わってきます。
工事期間:4日から8日
水が使えない期間:1時間から2時間
大きな音が出る期間:1日から2日
工事期間:2日から6日
水が使えない期間:1時間から2時間
大きな音が出る期間:半日から1日
工事期間:3日から12日
水が使えない期間:1時間から2時間
大きな音が出る期間:半日から2日
この日数の差は何が影響しているのでしょうか。
ユニットバスからユニットバスへの交換は、「養生」「解体工事」「廃材・商品の搬入」「配管工事」「電源・配線工事」「ユニットバス組立て」「試運転・片付け」「ドア縁工事」「仕上げ」「片付け・掃除」「説明・引き渡し」という流れで行われます。
ほとんどの場合1日から2日で完了します。
在来浴室からユニットバスへのリフォームでは、養生後に設備撤去とはつり作業が必要となります。
ユニットバス同士交換とは違い、1日目の作業は設備撤去とはつり作業で終わることがほとんどです。
2日目の最初にはつり作業の続きが行われるなど、はつり作業には長い時間がかかります。
どのリフォームにも該当することですが、規模が大きくなればなるほど、工事の期間は長くなります。
在来浴室からユニットバスへの工事は2週間近くかかることがあります。
このように規模が大きくなると工程が増え、作業に時間がかかるのです。
工程に影響を与えるものを紹介します。
既存のものがユニットバスか在来工法かによって工程が変わってきます。
また、洗面所工事が必要かどうかも影響を与えます。
規模の大きい工事を行うときには、予備日を設けておくと安心です。
それ以外にも、設置するユニットバスのメーカーやサイズが違うと工事に時間がかかります。
設置するサイズが大きくても小さくても枠組みなどを設置しなおす必要があるので、施工に時間がかかってしまいます。
施工期間に余裕を持たせておかないと工事が延期してしまい、想定外の費用がかかる可能性があります。
そして、繫忙期に依頼してしまうと、人手や工事で使う機械が不足し、思い通りに工事が進まないこともあります。
緊急ではない工事は、繁忙期を避けると良いでしょう。
リフォームやメンテナンスを行う際には、タイミングが大切です。
閑散期に依頼をすれば、自分のスケジュールに合った日程を選択することができます。
しかし、繁忙期に依頼すると人手だけでなく作業に使用する道具が不足するなど日程の確保が難しくなります。
早急メンテナンスが必要になる場合を除いては年末や年度末のような繁忙期を避けるようにしましょう。