浴室のリフォームをどのタイミングで行ったらよいか分からず、そのままになってしまっている人はいらっしゃいませんか。
今回の記事では、どのタイミングで浴室のリフォームを行うべきなのか、そのサインについてご紹介します。
リフォームを行う目安は主に4つです。
1.カビの繁殖
生活していて浴室のカビが取れない、お手入れをしてもすぐにカビが発生してしまうという状態になっている時です。
ひび割れたところから水が浸入することが原因で、カビは発生してしまいます。
換気扇を稼働させて、水分を飛ばすようにしましょう。
また、赤ちゃんや祖父母と一緒に暮らしているご家庭では、カビによる健康被害を受けないように注意しましょう。
2.ひび割れ
コーキング材、壁材などにひびが入ってしまっている状態だと、水が浸入してしまいます。
この場合には木材の交換を行う必要があるため、費用がかかることを把握しておきましょう。
3.排水溝からの悪臭
排水溝から嫌なニオイが上がってきている時には、汚れや垢が付いていることが原因です。
排水溝は他の部分とは違い、奥まで掃除ができないため、汚れが蓄積してしまいます。
悪臭を感じた時にはリフォームを検討しましょう。
4.ライフスタイルに合わせる
劣化したからという理由ではなく、親の面倒を見るために広い浴室を作る、老後のために断熱性の高い浴室にするなどライフスタイルによって合わせることも大切です。
特に、高齢になるにつれて、ヒートショックによる健康被害が多く発生するため、今後に向けて断熱性の高い浴室を作ることを検討するのも良いでしょう。
一般的には浴室の寿命は15年~20年と言われています。
日々の掃除をしっかり行うかどうかでこの5年の差が生じますので、今回では自分でできるメンテナンス方法について3つご紹介します。
浴室の掃除を行うタイミングはお風呂を使った直後と言われています。
この理由は、体を洗って流れた皮脂やせっけんが床に落ちて乾燥する前に洗い流すことで、カビの繁殖が防げるからです。
また排水口の汚れやぬめりを取ることで菌の増殖を断ち、ニオイの原因を断ち切ることも大切です。
掃除の後はしっかりと水分をふき取り、壁や天井が腐食することを防ぎましょう。
低湿度を保つことでカビが繁殖しづらくなります。
低湿度を保つためには、お湯を沸かす時や入浴していない時にはふたをして、入浴が終わればお湯を捨てるようにしましょう。
入浴後はお湯を捨てるだけでなく、換気扇をつけてしっかりと湿気を飛ばすことが大切です。
コーキングは掃除をしていても経年劣化してしまい、最終的にはそこから水が浸入し腐食が進みます。
これらは自分で交換や打ち直しをして、直すこともできますが、長く持たせるためには会社に頼む方が良いでしょう。
浴室のリフォームは費用もかさばるため、後回しになりがちな場所です。
放置しておくとさらに劣化が進み費用がかかる場合もありますので、劣化の心当たりのある方はリフォームを検討したほうがよいでしょう。
当社では、お客様のご要望に沿ったご提案をしておりますので、ぜひご相談ください。