住宅を増築しようと考えている方はいらっしゃいませんか。
せっかく増築するのであれば、お洒落な増築にしたいですよね。
ただ、おしゃれな増築をするといっても、イメージがつきづらいかもしれません。
ここでは、増築する時の注意点について解説するので、ぜひご参考ください。
□お洒落な増築リフォームをする前に確認すること!
お洒落な増築にするためには、まず二つのことを確認しましょう。
一つ目は、調和のとれたデザイン、設計が出来ているかです。
増築する部分だけ他の部屋と異なる雰囲気になってしまうと、孤立した印象を与えます。
高い費用をかけて増築するので、後悔しないように全体のバランスを見てデザインしましょう。
二つ目に仕上がりのイメージをすることです。
増築した後の外観のイメージについてもどのようになるか想像しておきましょう。
バルコニーやベランダを増築する場合は、存在感があるため周囲の雰囲気と馴染むように設置しましょう。
□増築リフォームの注意点
増築リフォームをするにあたっていろいろな制限を受けますので、入念に確認を行いましょう。
*希望通りの増築か
建物の建ぺい率や容積率によっては制限を受ける場合もあるため、その上限を超えた増築工事はできません。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建物の割合を指し、容積率とは、敷地面積に対する床面積の割合を指します。
条例によっては建物の高さが制限されていたり、日照条件に関する制限もあるため自治体に確認して、制限の範囲内で増築をしましょう。
仮に、上限を超えて工事を行った場合には、増築部分の撤去を命じられる可能性があります。
*確認申請が必要か
増築工事を行うほとんどの場合、確認申請が必要です。
これは、行政に対して増築の許可を得るために必要な申請で、一般的には建築士に依頼します。
ただし、10平方メートル以下の増築、または防火地域、準防火地域に該当しない場合にはこの申請は必要ありません。
*既存不適格建築物ではないか確認する
既存不適合建築物とは、現在の建築基準法に適していない建物のことを言います。
現状維持で存在することは認められていますが、増築を行う場合には、法令に適合するように改修する必要があります。
現在に住宅についても一緒に工事を行わないといけないこともあるため、専門家に相談するようにしましょう。
□まとめ
今回では、増築する際の注意点についてご紹介しました。
お洒落な増築にするためには、注意する点がいくつかあります。
増築部分だけでなく、既存の部分についても工事が必要となる場合もあるので、増築をお考えの方はぜひ一度当社にご相談ください。