浴室が使いづらくリフォームしたい、劣化しているからリフォームしたいなど、浴室のリフォームを考えている方はいらっしゃいませんか。
今回では、浴室を工事する時の期間や注意点などをご紹介していますので、ぜひご参考ください。
浴室を増築リフォームする時は、3つの段階に分かれているためそれぞれがどのくらいの期間が必要か解説します。
まず初めに行うのが撤去作業で、こちらは2日間ほどかかります。
撤去作業では、元々あった蛇口や、シャワー、給湯器などを取り外して、壁や床を解体します。
次に基礎工事を行います。
基礎工事では、浴室の地盤を確認して土台を作る作業を行います。
土台を作るために、排水設備を確認して配管工事を行うため、3つの作業の中で一番工期が長いです。
もしも、地盤が弱かった場合は、セメントで固める地盤改良の作業が必要となるため、その場合には工事費用が高くなり、工期が延長します。
最後に、新しい浴室を設置する内装工事を行います。
これは、在来工法かユニットバスかによって期間が異なります。
ユニットバスであれば、決められたパーツを組み合わせて完成させるので1日~2日で工事が終了しますが、在来工法であれば、タイルや大理石などを取り付ける作業が必要となるため、3日~4日ほどかかります。
以上がすべての工程になるので、工事に取り掛かってから早くて1週間、長くて11日程度かかります。
次に増築する時に注意する点が3点あるため、解説します。
1.洗面所や洗濯機のスペースの確認をする
増築工事だと、脱衣所だった場所まで浴室に改造するケースがあります。
この場合、洗面所と洗濯機スペースが入らなくなることがあり、入らなかったときには、排水設備に関わるため、別途工事が必要となります。
脱衣所を広げて洗面化粧台を設置するにはおよそ50万円、洗濯機パンの設置には3万円がかかりますので、事前に確認して脱衣所も同時に工事するか検討しましょう。
後から別で脱衣所の工事をすると割高になるため、同時にすることをお勧めします。
2.新築確認申請について
新築確認申請とは、新築や増築を行う場合に、法令に抵触していないか確認するために申請するもので、住宅が防火地域もしくは準防火地域に該当している時に申請しなければなりません。
外壁に燃えにくい素材を使用しなくてはならないことや、専用の網入りガラスを使用した窓でなくてはならないなどの法令上の制限を受けます。
それ以外の地域の方は、10平方メートルを超えた時に申請が必要となるので、あまり心配しなくても良いでしょう。
設備費に確認すれば、申請が必要か調べてくれます。
3.工事中はお風呂が使用できない
既存のお風呂を解体するため、その間は自分の家のお風呂は使用できません。
銭湯や漫画喫茶を利用したり、友人宅や実家でお風呂を借りる方法がありますが、難しいようであれば、宿泊施設を利用することも視野に入れましょう。
今回では、浴室を増築する時の工期や注意点についてご紹介しました。
お風呂が使えなくなると生活に支障が出るため、対処方法を考えておきましょう。
また、当社ではお客様のご要望に沿ってご提案をしておりますので、ぜひ一度ご相談ください。