浴室のリフォームは何かと後回しになりがちです。
その理由の一つとして、リフォームのタイミングがなかなか分からないということがあるでしょう。
今回では、リフォームのおすすめのタイミングについてご紹介していますので、ぜひご参考ください。

□リフォームのタイミングとは？

ここでは、リフォームをする目安についてご紹介します。
浴室のリフォームを行う時期の目安は20年と言われています。
この時期を境に、お風呂場に何らかの寿命のサインが現れます。
具体的には、換気扇や水漏れ、タイルや浴槽のひび割れなどです。

ただし、使用頻度やお風呂場の状況によっては、20年たつ前にリフォームしたほうが良い場合もあります。
ご自宅のお風呂場の状況に沿って、タイミングを選びましょう。
また、給湯器の寿命が10年~15年であるため、同じタイミングでお風呂をリフォームされる事例もあります。

□浴室の寿命を見極めるポイント！

自分の浴槽の状況によって判断すると言っても、どうなっていたらリフォームしたらよいか、基準がわかりません。
そこでここでは、リフォームする基準について5つのポイントに分けてご紹介します。

1つ目は、コーキングが劣化していないかです。
コーキングとは、壁と壁、または浴槽のつなぎ目をふさぐための資材のことです。
コーキングのひび割れが生じていたら、隙間から水が浸入し、水漏れやシロアリの被害などを受ける可能性があります。

2つ目に、頑固なカビやサビがないかです。
カビやサビは、手間をかければ通常取れる物ですが、内部にまで浸透しているとなかなか取れません。
お手入れを途中でやめて放置すると進行が早まり、浴槽が劣化するスピードが速くなります。

3つ目に、排水口の匂いです。
排水口から嫌なにおいがする時には、排水トラップが機能していない場合があります。
排水トラップとは、排水口からにおいや虫が上がって来ないように水を溜めるものです。
その他にも、水口付近の汚れや雑菌などの原因で異臭が漂うこともあります。

4つ目に、浴槽の壁や床の劣化です。
壁や床は劣化するとひび割れに繋がります。
ひび割れたところから水が侵食し、腐食や水漏れといった被害に繋がります。
また、タイル材を使用している浴室は、コーキングが劣化するとひび割れやはがれに繋がります。

5つ目は換気扇の効き具合です。
換気扇の効きが悪いと、浴室における湿度が高くなり、カビの発生に繋がります。
また、換気扇そのものの劣化にも繋がるため、早めにリフォームすることがおすすめです。

□まとめ

今回では、浴室をリフォームするタイミングについてご紹介しました。
浴室は毎日使うものだからこそ、綺麗に使いたい場所です。
リフォームをどうすればよいか分からないという方はぜひ一度当社にご相談ください。