リフォームの内容によっては、工事中も住み続けられるということを知っていますか。
短期間で終わる工事ならば、そのまま住み続けたいと感じる人もいることでしょう。
もし、工事の音やほこりが気にならず、大掛かりな物でなければ住み続けても問題ありません。
では、どんなケースだと住み続けられないのでしょうか。
今回は、浴室リフォームを住みながら行うことのメリットと住み続けながらリフォームできないケースを紹介します。
リフォーム中も住み続けることのメリットは、2つあります。
1つ目は、リフォーム費用以外を抑えられるということです。
リフォームしている間、短期間だけ住むマンスリーマンションやホテルのような場所に仮住まいを設けた場合、リフォーム以外の費用がかかってきます。
例えば、滞在費、荷物を一時的に保管するスペースを用意することや荷物の運搬などの費用が挙げられます。
もし、そのまま生活し続けると、それらの費用は不要です。
また、他に滞在できる場所があるならば、家賃や滞在費は必要ありません。
そして、荷物を運ぶ必要がなければ、運搬料やレンタルスペースも不要になります。
別の場所で生活するとなると、その期間中の生活費が膨らみます。
2つ目は、工事の進捗を確認できることです。
問題が発生してもすぐに確認ができ、対応もスムーズです。
それだけでなく、徐々に変わっていく様子を楽しめることもメリットです。
住みながらの浴室リフォームができないケースは2つあります。
1つ目は、大がかりな工事の時です。
浴槽の交換や壁紙の張り替え程度であれば、問題はありませんが、配線や配管の工事のように大掛かりな工事では、水廻りが長期間使えなくなり、生活に支障をきたすため、住みながらのリフォームが難しくなります。
2つ目は、騒音や振動の激しい工事の時です。
リフォームを行う時、解体や取り付けのためにドリルで穴を開けるといった作業の時、室内に大きな音と振動が響き渡ります。
それらの音によってストレスを感じる人は少なくありません。
例えば、夜勤で日中に睡眠をとる人にとって、睡眠が妨げられることになります。
騒音と振動だけでなく、資材や道具の搬入によって、部屋中がホコリだらけになることもあります。
掃除をしてもすぐにホコリだらけになるため、掃除が大変になります。
これらの問題が発生する場合には、仮住まいを用意しておくとよいでしょう。
浴室のリフォームをしている間も、工事内容によっては住み続けることはできます。
もし、住み続ける場合には、工事中にストレスを感じないか、不便ではないかを考えるようにしましょう。
そして、住み続けることと、仮住まいを用意することのどちらが最適かを選択しましょう。