浴室のリフォームがしたいと思っても、どんな工事方法があるのか分からないと予算やできることも分かりませんよね。
浴室のリフォームには3つの方法があります。
それぞれのリフォームに良さがあり、どんな性能にしたいのかによって選択できます。
そこで今回は、浴室リフォームの種類とユニットバスの注意点を紹介します。
浴室リフォームの種類について紹介します。
1つ目は、ユニットバスです。
ユニットバスは、つなぎ目のない構造になっているため、防水性や断熱性が高く、防カビ加工や乾きやすい素材を採用しているため、手入れがしやすくなっています。
2つ目は、在来工法です。
オーダーメイドで浴室を作り上げられます。
自分好みに仕上げたい方におすすめです。
しかし、手入れが難しい素材もあるということを覚えておきましょう。
3つ目は、ハーフユニットバスです。
ハーフユニットバスは、浴槽と洗い場、壁の下部がセットになっており、壁の上部と壁を在来方法で作るものです。
ユニットバスと在来工法のいいとこ取りができます。
ユニットバスリフォームの注意点を2つ紹介します。
1つ目は、浴室と浴槽のサイズを十分に検討することです。
せっかくリフォームをするなら、快適に過ごせる浴室にしたいですよね。
しかし、広すぎても浴室が冷えきってしまうことに繋がります。
十分な浴槽のサイズだとしても、浴室のサイズが合っていなければ窮屈に感じてしまいます。
浴槽の大きさは、浴室のサイズを把握したうえで決めていきましょう。
足を伸ばしてお風呂に入りたい時には、160センチメートル×160センチメートル以上のものを選ぶといいでしょう。
2つ目は、必要な場合はオプション機能を追加することです。
例えば、手すりです。
手すりは、高齢者のためという印象がありますが、小さな子どもがいるご家庭にもおすすめです。
浴層に出入りする時は怪我のリスクが高くなりますので、手すりをつけると良いでしょう。
後から付け足すよりもリフォームと同時に行うことで単価が安くなります。
また、浴室に暖房をつけることもおすすめです。
脱衣所と浴室との温度差が大きいとヒートショックを起こしてしまいます。
安全に快適にお風呂時間を楽しむためにもオプションの追加を検討してみましょう。
浴室リフォームは、ユニットバスの交換だけでなく、オプションの追加を行える良い機会です。
もし、将来を見据えたリフォームをお考えの方は、手すりや暖房の設置を検討してみるのはいかがでしょうか。
また、浴室と浴槽とのバランスを考えることを忘れないようにしましょう。