トイレの増設を考えている方いらっしゃいますか。
ライフスタイルの変化に伴い、増設を考えているという方もいることでしょう。
トイレの増設にはどのくらいの工事費用がかかるのでしょうか。
そこで今回は、トイレの増設工事の費用と注意点を紹介します。

□トイレ増設工事の費用は？

トイレの増設工事には、一般的に50万円から100万円かかります。
設置する場所によって金額が変わりますので、ケース別に紹介します。

・1階トイレの増設
1階に1畳ほどのトイレを増設すると70万円から100万円かかります。
内訳としては、トイレの本体代や設置費用床材の張り替え、照明器具の取り付けなどがあります。
基本の工事費用は70万円ですが、収納や手洗い場を設置することでさらに費用がかかります。

・2階トイレの増設
2階にトイレを増設すると、給排水管の延長や1階への水漏れ防止といった工事が追加されます。
そのため、トイレの増設費用約70万円に給排水管の延長工事や防水工事約20万円が追加でかかると思っておきましょう。

・バリアフリートイレの増設
バリアフリートイレを増設する場合、トイレ増設費70万円に加え、40万円以上かかります。
手すりの設置費用や介護用トイレリフトの設置、引き戸の設置などがあります。
設置する物にもよりますが100万円以上かかると想定しておきましょう。

□トイレ増設での注意点！

トイレ増設の注意点を2つ紹介します。

1つ目は、音と臭いです。
トイレの増設を考える理由として、夜中にトイレに行くため近い場所にトイレが欲しいということが挙げられます。
増築する場所にもよりますが、寝室の押し入れに増設を考えている場合、流水音やドアの開閉音が気になってしまうことがあります。

また、トイレの臭いが気になるということもあるでしょう。
トイレを増設する時は、防音と防水機能を付けておきましょう。

2つ目は、電気代がかさむということです。
トイレが2つになるということは、電気代が余計にかかるようになるということです。
電気代を抑えるためには、暖房機能を必要以上につけないといった節電を心掛けることをおすすめします。

□まとめ

トイレの増設はライフスタイルの変化に対応するために行うという人もいるでしょう。
寝室の近くにトイレが欲しい方やバリアフリーにしたい方など様々です。
しかし、トイレを増設する時は、音や臭い、電気代の問題などが発生します。
問題点を考慮した上で増設を考えていきましょう。