浴室リフォームで戸建て住宅の浴室を新しくするなら、在来工法とユニットバスのどちらが良いか迷いますよね。
 どちらもメリット・デメリットがあり、どちらが最適かは、ご自身のニーズやライフスタイルによって大きく変わってきます。
 この記事では、在来工法とユニットバスのそれぞれの費用やメリット・デメリットを比較することで、最適な選択ができるようサポートします。
戸建て住宅の浴室リフォームでは、大きく分けて「在来工法」と「ユニットバス」の2つの方法があります。
 それぞれの特徴を理解した上で、ご自宅に最適な方法を選びましょう。
1: 在来工法とは
在来工法とは、現場で一つずつ丁寧に施工する伝統的な方法です。
 下地となるコンクリートやモルタルを造り、その上にタイルや石材を貼り、浴槽や設備を個別に設置します。
2: ユニットバスとは
ユニットバスは、工場で製造された浴槽、壁、天井、床などのユニットを現場で組み立てる方法です。
 近年では、デザイン性の高いユニットバスも増え、人気が高まっています。
それぞれのメリット・デメリットを比較することで、より深く理解することができます。
1: 在来工法のメリット・デメリット
1: メリット
・自由なデザイン
 在来工法は、現場で施工するため、自由なデザインが可能です。
 浴室の形、扉の位置、窓の大きさ、素材、設備など、細部までこだわって設計できます。
 例えば、高級感のある大理石調のタイルを貼ったり、大きな窓を設けたり、猫足のバスタブを設置したり、個性的な浴室を実現できます。
・耐久性
 在来工法は、一つずつ丁寧に施工するため、ユニットバスに比べて耐久性が高い傾向があります。
2: デメリット
・費用が高い
 在来工法は、ユニットバスに比べて費用が高くなる傾向があります。
 これは、現場での施工に時間がかかることや、素材の費用が高くなることなどが理由です。
・工期が長い
 在来工法は、ユニットバスに比べて工期が長くなります。
 これは、現場での施工に時間がかかることや、素材の調達に時間がかかることなどが理由です。
・メンテナンスが必要
 在来工法は、ユニットバスに比べてメンテナンスが必要になります。
 タイルの目地や、浴槽と壁の隙間など、水漏れが起こりやすい部分があり、定期的なメンテナンスが必要です。
2: ユニットバスのメリット・デメリット
1: メリット
・費用が安い
 ユニットバスは、工場で製造されたユニットを現場で組み立てるため、在来工法に比べて費用が安くなります。
・工期が短い
 ユニットバスは、工場で製造されたユニットを現場で組み立てるため、在来工法に比べて工期が短くなります。
・メンテナンスが楽
 ユニットバスは、継ぎ目が少なく、水漏れが起こりにくい構造になっています。
 また、素材が水をはじきやすいので、掃除も簡単です。
2: デメリット
・デザインの自由度が低い
 ユニットバスは、工場で製造されたユニットを使用するため、デザインの自由度が低くなります。
 サイズや形状、カラーなどが限定される場合があり、在来工法のように個性的なデザインを実現することは難しい場合があります。
・交換が必要になる可能性がある
 ユニットバスは、経年劣化によって交換が必要になる場合があります。
 これは、ユニットバスの構造上、部品の交換が難しい場合があるためです。
浴室リフォームでは、在来工法とユニットバスのどちらにもメリット・デメリットがあります。
 費用を抑えたい、短期間でリフォームしたい場合はユニットバスがおすすめです。
 一方、デザインにこだわりたい、耐久性の高い浴室にしたい場合は、在来工法がおすすめです。
 ご自身のニーズやライフスタイルに合わせて、最適な方法を選択しましょう。