リフォームを検討しているけど、壁の素材選びで悩んでいる方はいませんか。
壁紙、塗装、壁の撤去・増設など、様々な方法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
この記事では、リフォーム壁材の選び方について、それぞれの方法の特徴や費用、注意点などを解説していきます。

壁リフォームの種類と目的

壁リフォームは、大きく分けて「表面仕上げ」と「間取り変更」の2つがあります。

1: 表面仕上げ

表面仕上げは、壁紙の張替えや塗装など、壁の表面をきれいに仕上げるリフォームです。

・壁紙の張替え
壁紙の張替えは、最も手軽なリフォーム方法です。
工期が短く、費用も安く抑えられます。
壁紙の種類も豊富で、デザインや素材によって部屋の雰囲気をガラリと変えられます。

・塗装
塗装は、壁紙の上から塗料を塗るリフォームです。
壁紙と比べて費用は高くなりますが、壁紙を剥がす手間や費用が不要です。
漆喰や珪藻土など、自然素材の塗料を使うことで、より自然で温かみのある空間を作れます。

2: 間取り変更

間取り変更は、壁の撤去や増設など、部屋の構造を変えるリフォームです。

・壁の撤去
壁の撤去は、部屋を広く使いたい場合に有効です。
例えば、使わなくなった部屋をリビングや寝室に繋げたり、仕切りを取り払って開放的な空間を作ったりできます。

・壁の増設
壁の増設は、部屋を仕切りたい場合に有効です。
例えば、子ども部屋を分けたり、書斎スペースを作ったりできます。
壁の増設は、コンセントや照明、ドアなどの設置も必要になるため、費用が掛かる点に注意が必要です。

壁紙（クロス）の種類と特徴

壁リフォームの多くは、壁紙の張替えで行われます。
壁紙は種類が豊富で、デザイン性や機能性、価格などが大きく異なります。
ここでは、主な壁紙の種類と特徴について解説します。

1: ビニールクロス

ビニールクロスは、最も一般的な壁紙です。
安価で耐久性があり、様々なデザインがあります。
しかし、結露しやすく剥がれやすいというデメリットもあります。

2: 紙クロス

紙クロスは、パルプや和紙を使った壁紙です。
自然な風合いが魅力ですが、湿気に弱く、下地の凹凸が目立ちやすいというデメリットがあります。

3: 織物クロス（布クロス）

織物クロスは、木綿や麻、シルクなどの布を使った壁紙です。
高級感があり、通気性や調湿性に優れています。
しかし、価格が高く、ホコリが付きやすいというデメリットもあります。

4: 木質系壁紙

木質系壁紙は、天然木やコルクを使った壁紙です。
木のぬくもりが感じられ、温かみのある空間を作れます。

5: 無機質系壁紙

無機質系壁紙は、漆喰や珪藻土などの自然素材を使った壁紙です。
調湿性能や耐火性に優れ、塗り壁のような風合いを楽しめます。

まとめ

壁リフォームは、壁紙の張替えや塗装など、表面をきれいに仕上げるものと、壁の撤去・増設など間取りを変えるものがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のニーズに合った方法を選びましょう。
壁紙は、ビニールクロス、紙クロス、織物クロス、木質系壁紙、無機質系壁紙など、様々な種類があります。
デザインや機能性、価格などを考慮して、最適な壁紙を選びましょう。