高齢の親を持つ、または将来自分で階段の上り下りが不安な方へ。
ご自宅の階段に手すりを設置したいと考えているのではないでしょうか。
階段の手すりリフォームは、安全性と快適性を高める有効な手段です。
しかし、費用や施工方法について、疑問や不安を抱えている方も多いかもしれません。
この記事では、階段手すりリフォームの費用相場や、DIYで設置する場合の注意点を解説します。

階段の手すりリフォームの費用相場

階段手すりのリフォーム費用は、種類によって大きく異なります。
一般的に、直階段、かね折れ階段、折り返し階段の3種類に分けられます。
それぞれの費用相場は以下のとおりです。

1: 直階段

階段が2階まで真っすぐ伸びるシンプルな形状で、手すりも直線的に取り付けられます。
そのため、比較的安価な傾向にあります。
費用の相場は、約7～15万円です。

2: かね折れ階段（L字型階段）

階段の途中に踊り場があり、90度に曲がって2階に続く階段です。
手すりも階段の形状に合わせてL字型に取り付けられます。
費用の相場は、約9～15万円です。

3: 折り返し階段（U字型階段）

階段の途中に踊り場があり、180度に折り返して2階に続く階段です。
手すりも階段の形状に合わせてU字型に取り付けられますが、折り返しの部分で手すりに段差が生まれる場合もあります。
そのため、取り付け方法が複雑になり、費用の相場は、約8～15万円と少し高額です。

階段手すりリフォームをDIYでやる？業者に依頼するメリット

階段手すりのリフォームをDIYで行うことは、費用を抑えられますが、安全面や技術的な面で注意が必要です。

1: DIYで設置する場合の注意点

手すりを取り付ける壁の強度が十分かどうかを確認する必要があります。
また、手すりの取り付け位置や角度が適切でないと、転倒の原因となる可能性があります。
手すりの材質や強度が適切でないと、安全性が確保できません。

2: 業者に依頼するメリット

専門知識を持った職人が、安全で適切な施工を行うことがメリットです。
また適切な手すりの種類や材質を選定できます。
加えて施工後、アフターサービスを受けられます。
施工不良による事故のリスクを低減できます。

3: DIYと業者依頼の比較

DIYは費用を抑えられますが、安全面や技術的な面でリスクがあります。
業者に依頼すれば、安心安全な施工が期待できますが、費用がかかります。
ご自身の状況や予算に合わせて、どちらの方法が適切か判断しましょう。

まとめ

階段手すりのリフォーム費用は、種類によって大きく異なります。
直階段、かね折れ階段、折り返し階段のそれぞれの費用相場を参考に、目安となる金額を把握しましょう。
DIYで設置する場合には、安全面や技術的な面で注意が必要です。
業者に依頼すれば、専門知識を持った職人が安全な施工を行い、アフターサービスも受けられます。