「キッチンのリフォームを考えている」
「でもメーカーが多すぎてどのメーカーがいいのかわからない」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
今回はいくつかのキッチンメーカーを取り上げて、各メーカの特徴についてご紹介いたします。
ご自身に合ったキッチンメーカーを決めるご参考となれば幸いです。
リクシルのキッチンの特徴は、収納力の高さです。
キッチンでは食器はもちろん、鍋やフライパンなどたくさんの調理器具などを収納する必要があります。
料理好きで、たくさんの調理器具を収納したいと考えている方にはピッタリです。
また特徴的な機能としては、くるりん排水口があります。
渦状に水が流れることで、汚れが残りにくくなります。
クリナップは数少ないキッチン専用メーカーであり、特徴としては、ステンレスにこだわったキッチンがあげられます。
ステンレスは汚れや臭いが付きにくく、耐久性が高いという強みがる一方で、傷がつきやすいという弱みがあります。
ただし、クリナップは特殊エンボス加工を施すため、傷が付きにくい、あるいは傷が目立ちにくいというキッチンの販売に成功しています。
パナソニックの特徴は使いやすさに優れた機能性の高さです。
シンクの一部をなすデッキ部分を、料理の下ごしらえをするスペース・調理器具を洗うスペースとして兼用できるようにすることで、従来のキッチンの幅のままで、使いやすさを上げることに成功しています。
またコンロやIHは従来であれば、三角形に配置されていたものを横並びにすることで、加熱器具を3つとも使いやすくしています。
家電メーカーならではのクッキングコンセントも特徴的です。
TOTOは水回りを手掛けるメーカーであり、特徴として、手入れのしやすさがあります。
水はねしにくいシンク、親水性の高いキッチンパネル、一体成形のシンクなどがその例として挙げられます。
また、タッチスイッチ水ほうき水栓という、洗浄機能を落とすことなく35%の節水に達成した水栓は、水回りを手掛けるメーカーならではの製品です。
タカラスタンダードの特徴はホーローという素材があり、ガラスと金属の二つの強みを持っています。
ガラスの性質としては、臭いが付きにくく湿気に強く、さらに汚れが染み込まないという性質があります。
金属の性質としては、熱に強くマグネットをつけられるという点があります。
熱に強いと、熱されたままの鍋を置いても変形せず、マグネットをつけられることで、フライパンやちょっとした調理器具を自分の取りやすい位置に置くことが可能になります。
今回は各メーカーの強みを、具体例を交えながら紹介していきました。
ご自身がキッチンに求める要素を絞ってしまうことで、ご自身に合ったキッチンを実現できるでしょう。
主に機能性について触れましたが、デザイン性や費用などの要素もあるので、全てを加味したうえで決めていきましょう。