沖縄に住んでいる方でお風呂をリフォームをするときには気をつけておくことがあります。これは大きく分けて2つの工事が用意されているので確認してから利用しましょう。1つは在来浴室と呼ばれるもので、レイアウトが自由な工事です。かつて住宅で多く採用されていたもので、周囲に防水工事を行いコンクリートなどを使用して壁や床を作る作業を行います。在来工法はモルタルとタイルで仕上げを行うのが特徴で、自由にスペースを作ることができるのがメリットです。
自分だけのオリジナル浴室を作りたいときに最も適した技法なので、こだわりのある方におすすめできます。求める要素を設計段階から注文することができるので、例えばバスタブの形からひのきのお風呂にしたり、窓の大きさやデザインまで細かく指定する事が可能です。とにかくお風呂にこだわるのある方におすすめなので利用してみましょう。注意点としては水漏れや腐食の心配があるので早めのメンテナンスを行うのが基本です。定期的にメンテナンスができる環境があるのなら、最もおすすめできる手法と言えます。
もう1つはユニットバスと呼ばれるものが用意されているのですが、これは従来のものと比べて工期が非常に少ないのがメリットです。在来工法では時間がかかってしまうので、早めに工事をしてもらいたいときにおすすめできます。ユニットバスからユニットバスへの交換なら最短2日位で対応をしてくれるといった強みもあるのが特徴です。現在のユニットバスはサウナ機能や浴室自動洗浄機能なども付いているので機能的なお風呂を利用したいときに使えます。家の中にユニットバスという箱を作るイメージなので、浴室の水や温度が外に漏れる心配もないのが強みです。
またユニットバスは継ぎ目に汚れが溜まりにくい構造をしているので掃除がかなり楽です。速乾性などもあるので毎日のお手入れがかなり楽なのが魅力と言えるでしょう。床になる防水パンが水槽のようなつなぎ目がない構造をしているだけに、床が劣化しにくいのが強みです。これにより劣化による破損も起こりにくいため、長期間使えるのもユニットバスの魅力と言えます。段差もかなり小さいのでお年寄りやお子さんもつまずくことなく浴室に入る事ができる構造です。
在来工法とユニットバスは双方でメリットとデメリットを持っているのが特徴です。これからリフォームをするときには重視する部分を決めておくとどちらを利用したらいいのか分かります。例えばオリジナルの浴室を作りたいときには在来工法を利用するのがおすすめで、安価かつ使いやすいものが欲しいならユニットバスが便利です。