「リフォームをしようと考えているのだけれども、トラブルにならないか心配だな。
何に気をつけたら良いのだろう？」
住宅を修繕したときに何か問題を抱えてしまうと、その後の暮らしが大変になってしまいますよね。
今回は、住宅のリフォームにおいてよくあるトラブルの事例を挙げ、どのように対処すれば良いのかということについてご紹介します。

□住宅のリフォームにおいてよくあるトラブルの事例と対処法

＊「見積もり時と比べて、金額が大幅に違う」

見積もりの金額と実際の金額が大きく異なっていると驚くでしょうし、追加で調達する資金の返済も考えると頭が痛いですよね。
しかしながら、まともな業者であればそのような大きく異なっているという事態は生じにくいです。
こういったことが発生する原因としては、非常に安く見積もっているところと契約してしまうということが挙げられます。
あまりにも安く見積り結果であった場合には、材料や質を下げた、またはわざと低めに見積もった可能性があるのです。
契約の前の段階で、その業者がなぜそれだけ安いのかを慎重に確かめておくようにしましょう。
もちろん、実際の金額は行ってから初めて分かります。
そのため、どのくらい変動するのかを教えてもらえるかどうかで選定していくのも、一つの有効な手段となります。

＊「おかしい、なぜ工事をしているところが違う会社なのか？」

契約した住宅会社と違うところが工事に来て混乱するというのもよくある事例です。
これが起こりうるのは、意図的にではなく建築会社内における下請け制度というものが影響しています。
大手のハウスメーカーを中心に、自社は範囲での顧客獲得に特化しているというところも少なくありません。
実際の作業はその地域に根差した下請け会社に任せているのです。
しかし、契約した側からすれば違う業者に作業されているというのは想定外ですよね。
それを防ぐためにも、契約の段階で同じ業者に工事まで行ってもらえるのかを訊いておきましょう。
また、中間手数料のことを考えると、最初から地域の工務店に契約候補を絞るのも対処法としては有効かもしれません。

□まとめ

今回は、住宅のリフォームにおいてよくあるトラブルの事例を挙げ、どのように対処すれば良いのかということについてご紹介しました。
実際の金額が高くなること、異なる業者が施工することはよくあるトラブルの例です。
様々な問題が生じうるものですが、未然に防ぐこともできます。
注意すべき点を押さえて、実際の契約などの場で活かしていきましょう。