「リフォームをしようと思っているのだけれども、どんなトラブルの事例があるのだろう?」
リフォームはなかなか経験しませんし、不安なことも多いですよね。
特に費用もかかりますので、事前に具体例を知っておきたいものです。
今回は、リフォームでよく挙げられる近隣とのトラブルを避けるために行いたい挨拶回りについて、そのコツをご紹介します。
リフォームに関しては様々なトラブルが報告されますが、近隣からのクレームもよくあります。
というのも、気付かないところで迷惑をかけていることが多いためです。
たとえば、工事の際には多くの関係者が行き来し、車両も通りますよね。
そうなると家の周囲は騒がしくなり、普段と違う雰囲気になるのは心穏やかではないかもしれません。
そういったことを事前に知らされていないと、心の準備もできずに気分を害しやすいのです。
文句を言われる内容として特に多いのは、音や臭いの発生が原因によるものです。
臭いの原因は工事で使われる化学薬品です。
鼻に付くと不快になる方もいらっしゃるかもしれませんし、頭痛やめまいといった健康被害を与える恐れもあります。
そして、工事に際して大きな音がしますが、仮に防音対策をしていても限界はあるものです。
トラブルが一度起こってしまうとお互いに気まずくなります。
今後も近所として付き合っていく間柄ですから、事前に対策しておくのが大切なのです。
そこで事前の対策としておすすめなのが挨拶回りです。
これは、近隣を回って工事の内容を伝えるものですが、コツとしては三つあります。
まず、範囲としては両隣と向かい3棟に加え、裏側の3棟を回ると良いでしょう。
次に、手土産としてはあまりにも高すぎると敬遠されてしまうため、1000円程度にとどめておくのがポイントです。
そして、実際に面会した際には、工事のおおまかな内容に加えてどのくらいの期間かけて行う予定なのかを伝えましょう。
担当者の人数や業者の電話番号なども情報として提供しておくと安心感が違ってくるものです。
起こりうる事態を予め伝えておき、相手側にできる対応があれば教えておくことをおすすめいたします。
近隣の方にとっては、事前にわかっているだけでも感じ方は違うものです。
今回は、リフォームでよく挙げられる近隣とのトラブルを避けるために行いたい挨拶回りについて、そのコツをご紹介しました。
挨拶回りで押さえておきたいポイントは、周囲8棟を回るということ、手土産は1000円程度、工事の内容や対処法を伝えておくということです。
しっかりと周りにも配慮して、万全の状態で工事を迎えましょう。