リフォームのトラブルが年々増加しているのをご存じですか。
「自分もトラブルに巻き込まれるかも」
そう心配でなかなかリフォームを業者に依頼できない方もいらっしゃると思います。
でも、その対策方法を知っていればトラブルが起きる可能性はグーンと低くなります。
そこで今回は、リフォームで起きたトラブルと、そんなトラブルの対策法をご紹介します。
まず1つ目は、予定日を過ぎても業者がリフォーム工事を始めてくれないことです。
壁紙やフローリングの張替えをリフォーム業者に依頼して、前払いで工事代金の3分の1を払っていたにも関わらず、工事予定日を過ぎても業者がリフォームを始めてくれないといったトラブルが実際に起きています。
特に、リフォームのために部屋の荷物を移動している場合や仮住まいの契約をしている方は、予定日に工事が始まっていないことはとても不安ですよね。
この場合の対策は、すぐにリフォーム業者に連絡することです。
どうして予定通りに作業が進んでいないのか、その原因や事情をしっかりと確認しましょう。
2つ目は、リフォーム後に体調を崩してしまったことです。
リフォームが完了した後、頭痛やめまい、吐き気といった症状が出て、体調を崩してしまう場合があります。
これらの症状は、リフォームの際に使われた建築材料に含まれる物質が影響したシックスハウス症候群である可能性が高いでしょう。
シックスハウス症候群の原因は、ダニやカビ、化学物質や換気不足といったものが挙げられます。
この対策法は、原因となる化学物質の発散量を事前にチェックしておくことです。
もし症状が出ている場合は、シックスハウス症候群の診察ができる病院で受診しましょう。
3つ目は、アフターメンテナンスをしてもらえないことです。
リフォームが終わった直後は完璧でも、しばらくたった頃に壁紙がはがれてきたといった問題が起きることがあります。
リフォームは工事だけでなく、その後のメンテナンスまでを含んでいるのが一般的です。
しかし、リフォーム業者によっては、修繕箇所が出てきても対応してくれないところもあるため注意しましょう。
この対策法は、リフォーム前にしっかり契約書を確認することです。
もし業者がアフターメンテナンスに対応してくれない場合は、弁護士や建築士に相談してみましょう。
今回は、リフォームで実際に起きたトラブルとその対策法をご紹介しました。
リフォームではこの他にもさまざまなトラブルが起きています。
しかし、しっかりと対策をしていれば満足のいくリフォームができるでしょう。