「バリアフリーリフォームで補助金をもらいたいけれど、どのような工事をすれば良いのあわからない」
今回はこのようにお悩みの方に向けて、補助金が適用される工事内容や具体的な補助金制度をご紹介します。
主に以下の工事がバリアフリーリフォームとして認められます。
・移動しやすい住宅にする
・通路の幅を広げる
・トイレの改良工事
それぞれ詳しく解説します。
ご高齢の方は足が上げにくいため、できるだけ段差を少なくしたいですよね。
そこで部屋と部屋の間の段差をなくしたり、高低差のある玄関にスロープを設置したりなどする工事がバリアフリーリフォームにあたります。
車椅子での移動を楽にするために、出入口や通路の幅を広げる工事がバリアフリーリフォームにあたります。
具体的な条件としては出入口や通路の幅が750ミリメートル以上、浴室が600ミリメートル以上に設定されています。
もし現在の住まいのトイレが和式であれば、洋式のトイレに改良工事することによって補助金を受けられます。
丸ごと新しいものに変える場合は適用されませんが、便座の位置を高くしてご高齢の方が使いやすいようにする工事だと適用される可能性があります。
今回ご紹介する補助金制度は「高齢者住宅改修費用助成制度」「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の2つです。
それぞれの制度について詳しく解説します。
まずは高齢者住宅改修費用助成制度です。
これは介護保険による補助金制度でバリアフリーリフォーム補助金とも言われています。
条件としてはご高齢の方が要支援もしくは要介護1から5のいずれかに認定されていて、本人が希望する工事内容であることです。
リフォームにかかる費用の限度を20万円と設定して、工事費用の9割が介護保険から支給されます。
最大で18万円の支給が受けられるということですね。
次は長期優良住宅化リフォーム推進事業です。
これは主に耐震性や省エネ性を対象とした補助金ですが、バリアフリーリフォームを同時に行うことで費用を削減できます。
最大100万円、三世代住宅であれば150万円までの支給が受けられます。
今回は補助金が適用されるリフォーム内容や具体的な補助金制度をご紹介しました。
補助金制度に関しましては他にもいろんな種類がありますので興味があればリサーチしてみてくださいね。