外壁リフォームをお考えの際は、どのような目的でリフォームを行うのかを明確にしつつ、費用準備の計画も立てる必要があります。

しかし、外壁リフォームには様々な種類があるので、プロでなければ判断が難しい場合もあります。
そこで今回の記事では、種類ごとに外壁リフォームでかかる費用やメリットについて解説します。

□外壁リフォームの種類と費用の目安について

外壁リフォームといっても、種類によって内容は全く異なり、内容に応じて費用にもかなり差があります。
ここでは、外壁リフォームの種類と費用の目安について解説します。

まず「外壁の補修」です。
外壁の補修であれば、80万円未満で行える場合が多いです。
主な補修箇所としては、ひび割れ部分、剥離部分、目地割れ部分などが挙げられます。
劣化状況によっても費用は変わってきますが、シーリングの補修のみであれば、25〜30万円、高くても40万円程度でしょう。

次に「外壁の塗装」です。
一般的に塗装は、外壁に防水機能を持たせたり、建物を保護したり、美観を保ったりすることを目的に行われます。
外壁塗装は、建物の大きさや劣化状況によって使用する塗料の量が異なり、塗料の機能や耐久性によっても費用がかなり変わってきます。
一般的に使用されるシリコン塗料であれば、150平方メートルの外壁面積の場合、足場代を含めて100万円前後が目安になるでしょう。

最後に「外壁の新調」です。
新調には2種類の工法が用いられ、「重ね張り工法」では既存の外壁の上に重ねて新しい外壁材を張り、「張り替え工法」では既存の外壁を撤去して新しい外壁材を張ります。
張り替え工法の方が高い場合が多いですが、新調する場合の費用の目安としては、150万円以上になることが多いです。

□外壁リフォームのメリットとは

外壁リフォームをすることで、外観の美観性を向上させるだけでなく、様々なメリットがあります。
ここでは、先ほどご紹介した工法を用いて外壁リフォームをするメリットについて2つご紹介します。

＊重ね張り工法

カバー工法とも呼ばれる外壁の重ね張りを行うメリットとしては、まず既存の外壁の撤去費用がかからないことが挙げられます。
また、外壁材が重ねられることで、断熱性の向上に期待ができます。
新しい外壁材に張り替えれば、当然家の寿命を延ばすことにもつながるでしょう。

＊張り替え工法

外壁の重ね張りをするメリットは、まず既存の外壁材をすべて取り除くことで、外壁の下地のメンテナンスを行える点があります。
また、軽量の外壁材を張り替えれば、住宅の耐震性を向上させられます。
重ね張り工法と同様、家の寿命を延ばすことにもつながります。

□まとめ

今回は、外壁リフォームでかかる費用やメリットについて解説しました。
劣化状況を的確に把握し、ベストなリフォーム方法を選びましょう。
当社では、お客様ご家族の人生・生活を豊かにするためのリフォームを心がけています。
これからリフォームをする方は、ぜひ当社にお任せください。