外壁リフォームで張り替えをするとなると、費用が高いというデメリットがありますが、張り替えは重ね張りにはないメリットがいくつか挙げられます。
では、張り替えすることにどのようなメリットがあるのでしょうか。
外壁リフォームの張り替えのメリットと一般的にかかる費用について解説していきます。

□外壁リフォームの張り替えのメリットとは

外壁リフォームには、張り替えと重ね張りがあります。
張り替えには、重ね張りにはない主に3つのメリットがあります。

＊新しい外壁材

外壁張り替えのメリットの1つ目は、やはり見た目の変化です。
外壁は、家をぱっと見ると一番に目に入ってくる部分なので、外壁を変えれば、家の印象もガラッと変わります。
外壁張り替えをすれば、自分好みの見た目、印象に変えることができます。

また、外壁材は進歩が著しく、デザインを変えるだけでは無く、省エネ性能や耐震性能の向上も期待できます。
外壁は、今現在、技術が大きく発展しているので、10年前よりもはるかにデザイン、性能ともに大きく進化しています。

＊住宅劣化の発見と解決

重ね張りとは違い、一度外壁を解体するので外壁の内部を見ることができます。
その際に、内部の劣化を見つけることができ、修復することができます。
また、年月が経てば外壁は少しずつ劣化していきますが、張り替えをすれば、その外壁の劣化は、新しい外壁に影響することはありません。

しかし、重ね張りでは、どうしても元の外壁の影響を受けてしまいます。
加えて、新しい外壁材の厚さ分だけ厚くなり、元の住宅と印象が悪い方へ変わってしまう可能性もあるので注意しましょう。

□外壁リフォームの張り替えにかかる費用はどれくらい？

外壁リフォームにおいて、張り替えをすると、一般的に30坪あたり150万円～250万円の費用がかかります。
費用の内訳には、足場、施工費、シーリング、材料費、既存外壁解体、諸経費と細かい項目があります。
住宅の構造や材質によって費用は変化していくので確認しておきましょう。

また、外壁の張り替え時にかかる費用は、30坪あたり、サイディングが10〜20万円、モルタルが15〜30万円と外壁によって異なります。
ただし、モルタル外壁からサイディング外壁に張り替える場合は、既存外壁の解体費用が160万円〜270万円程度となります。

□まとめ

今回は、外壁リフォームの張り替えと費用ついて解説しました。
外壁リフォームの際の張り替えは、難しそうと感じる方もいらっしゃいますが、メリットがたくさんあります。
外壁リフォームといわれて、難しそうと思わずに、住宅を大切にするからこそ外壁リフォームをしてみませんか。