「浴室リフォームをするときに、給湯器も変えるべきなのだろうか」
こんなお悩みをお持ちではありませんか。
給湯器の交換は日常生活であまり耳にする機会がなく、どのタイミングで変えればいいのか分かりにくいと思います。
では、浴室をリフォームをする時、給湯器の取り替えは必要なのでしょうか。
今回は、浴室リフォームでの給湯器交換の必要性と工事費用・工事内容について紹介します。

□浴室リフォームで給湯器の取り替えは必須？

お風呂のリフォームをする時、給湯器の交換は必須ではありません。
給湯器がしっかり稼動しているのであれば、お風呂のリフォームだけでも問題ありません。

しかし、追い炊き機能が付いているものや床暖房を入れるリフォームでは、給湯器の機能そのものを変えるため、給湯器の交換が必要となります。

そして、給湯器には3種類あります。
「ガス給湯器」「電気温水器」「エコキュート」です。
ガス給湯器は一般的に使われている給湯器です。

それぞれの給湯器には特徴があり、金額と耐用年数が違います。
ニーズに合った物を選びましょう。

□給湯器のリフォームの工事費用と内容

給湯器のリフォームを行う時の工事費用は、交換するものによって大きく異なります。
ガスの給湯器からガスの給湯器の交換を行う場合、本体代と工事費用を合わせて20万円前後かかります。
追い炊き機能付きの給湯器に交換する場合、25万円前後かかります。
その金額の中には、配管工事費用が含まれています。

そして、電気温水器・エコキュートに変更する工事を行う場合、40万円から50万円程かかります。
その金額の中には、電気工事費用も含まれています。
ちなみに、浴室に床暖房を取り付ける工事を行う場合には、100万円ほどかかります。

また、工事中は、給湯器は使えなくなります。
今使っている給湯器と同程度の給湯器への交換では、2時間から3時間ほどで完了します。

一方で、追い炊き機能付きの給湯器への交換では、浴槽に穴を開ける作業や追い炊き用の配管を通す工事が必要になるため、作業時間が延びます。
電気温水器のようにガスの給湯器から電気式に変えるときには、専用の電源工事が必要ですので、半日から2日かかると見込んでおきましょう。

□まとめ

浴室のリフォームをするときは、給湯器の交換もしなくてはならないのか、と感じることでしょう。
もし、問題なく稼動している場合には、取り替えは不要ですが、違う種類の給湯器に変えるときや大規模なリフォームをするときには、変えることをおすすめします。
ご自身のニーズに合わせた選択をしていきましょう。