暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、収納スペースを増やせる、床下収納のリフォームを考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、床下収納とは何か、床下収納をリフォームするときのポイントをご紹介します。
床下収納は、住宅の床下に配置される収納スペースのことです。
床下収納は、新たに設置でき、収納スペースを増やしたい人や、部屋内を収納家具で狭く感じたくない人にとって魅力的な選択肢です。
特にキッチンなど、収納家具によってスペースが狭くなりがちな場所では、床下収納を活用することで作業スペースを拡張できる利点があります。
床下収納には以下の種類があります。
1.蓋のあるタイプ
蓋を取り外して荷物を出し入れするタイプで、アクセスが容易で操作が簡単ですが、大きな収納スペースでは蓋の数やサイズが増え、開閉に手間がかかることがあります。
2.扉のあるタイプ
扉のように開閉するタイプで、収納スペースのサイズに関係なく簡単にアクセスできますが、扉が邪魔になることがある点に留意が必要です。
3.スライド式のタイプ
収納スペースをスライドさせるタイプもあります。
これは開口部を小さくできる利点がありますが、重い物を収納している場合、スライドが難しいことがあります。
1.収納するものを明確にする
床下収納の大きさや設置場所は、収納したいものに合わせて決定する必要があります。
収納したいものの寸法や形状、物の出し入れのしやすさ、物の重さや耐荷重の必要性を考えましょう。
床下収納は一般的に腰をかがめて操作するため、大きすぎたり重すぎたりするものの大量収納には向いていません。
使用頻度が低いものや、重たいものは適切に小分けにして収納する工夫が必要です。
2.設置場所を確認する
床下収納を設置できる場所を事前に確認しましょう。
配管や電気配線の位置を確認し、設置に支障がないか確認する必要があります。
また、水回りなど、配管が多い場所でも設置可能か検討しましょう。
床下収納の設置場所として、洗面所やキッチンなどが一般的です。これらの場所では限られたスペースを効果的に活用でき、圧迫感を与えずに収納力を向上できます。
床下収納は、住宅の床下に配置される収納スペースのことです。
床下収納をリフォームするときは、収納するものを明確にする、設置場所を確認するというポイントを押さえることをおすすめします。
本記事が、床下収納をリフォームする参考になれば幸いです。