リフォームを依頼する際にぜひとも確認しておきたいのが保証です。
設備保証と工事保証という二種類があるのをご存知でしょうか?
リフォームを検討されている方の中には、
「設備保証と工事保証という言葉は聞いたことがあるけど、具体的には知らない」
「保証関係で失敗しないためにも知っておきたい」
と感じている方も多いのでないでしょうか?
今回は、設備保証と工事保証についてご紹介します。
設備保証という保証は、リフォーム会社が住宅に備わっている設備に対して保証をする保証のことを指しています。
メーカの保証を延長したような保証で、5年や8年、10年と期間が変わってきます。
基本的な場合では、メーカの保証と同じように、経年劣化する部品や消耗品や交換できる部品は保証の対象外となっている場合が多くなっています。
もし保証の対象外となっているものが故障した場合、修理会社に修理を依頼する必要があり、技術料や出張費といった費用や、部品材費といった費用を払う必要がります。
設備保証という保証を簡単に言い表すなら、この3つの費用をいらなくなる保証ともいうことができます。
工事保証とは、一般的には、工事が原因で起こってしまったトラブルや不良に関して、修繕を行うというサービスを保証しているものが多くなっています。
簡単に言うならば、工事にミスがあれば対応しますという保証のことです。
ですので、時間の経過によって生じる劣化や、自然災害による被害は保証していません。
保証を受けられる内容自体はリフォーム会社によって異なります。
ですので、リフォームを依頼する際には、保証内容に関してしっかりと確認しておきましょう。
また、保証を受けることができる期間も会社によってバラバラで、工事内容によっても変わる場合があります。
長いものでは10年ほどのものもあるのですが、電気工事の場合なら3〜5年ほど、内装の場合でしたら2年ほどということも多くなっています。
事前に確認をしておくと安心でしょう。
この工事保証に似たものにリフォーム瑕疵担保保険と呼ばれる保証があるのをご存知でしょうか?
この保険は、リフォーム業者が事業者登録をしている場合に加入することができ、保険料を別途支払う必要があるものです。
リフォーム会社が万が一、倒産した場合でも保証してくれるため、安心できます。
今回は、設備保証と工事保証についてご紹介しました。
保証内容は、リフォーム会社によって異なる場合が多くなっています。
契約時にしっかりと保証内容を確認しましょう。
その際はぜひ今回の記事の内容も参考にしてみてください。