トイレを増設するメリットですが、やはり一番大きいのは朝の多忙な時間帯、家族が皆スムーズに使えるようになる事です。通勤や通学のため、平日の朝はどのご家庭もバタバタするものであり、出かける前にトイレを済ませようと家族全員が利用します。家族の人数が多いご家庭はまさにトイレの取り合いになるものです。
トイレとはまさに生理現象であり、効率よく交代交代になれない場合も珍しくはありません。お腹の調子が悪いお子さんや用を足すのに時間が掛かる年配の方がいらっしゃると、現実問題として他の家族の方がその間我慢をしなければなりません。朝の多忙な時間帯においては、五分間待たされるだけでもかなりの時間的なロスとなります。
リフォーム工事でトイレを増設しておけば、家族の人数が多いご家庭でも臨機応変に朝の支度が出来るでしょう。家庭に複数の設備があれば、子どもや年配の方々が多少時間がかかっても、もう一方のトイレを利用すればOKです。また現役世代の方用の設備と、よりバリアフリーに適した高齢者向けの設備を分ければ、それぞれにとって快適な空間となります。
現役の男女と年配の方や身体的なハンディキャップを抱える方では現実問題としてトイレに求めるニーズが異なりますので、リフォーム工事をしてそれぞれの需要に合致した設備を増設した方が双方が快適に暮らしていけます。ハンディキャップを抱える家族や年配の方のお部屋の側に、新しく増設すれば介護をする方の補助が楽になったり、場合によってはお体が弱い方でも自分ひとりで用を足せるようになります。
介護や福祉の観点からも増設のリフォーム工事はメリットがあり、自宅に転倒防止対策が施されたトイレを設置すれば、個人の負担が減りますし、家庭内の事故も予防出来て一石二鳥です。
他にも二世帯、あるいは三世帯で暮らすお家だと家族の人数も多くなり、男女兼用の物だけでは不満が家庭内から出るかもしれません。増設のリフォーム工事をして、女性用と男性用の物を新しくそれぞれ自宅の敷地に設置すれば、二世帯や三世帯で暮らす大家族の世帯も安心です。男性は身体の構造的に、座って用を足すのが苦手であり、いわゆる駅やショッピングモールなどに設置された、立ったまま済ませられるタイプの方が快適となります。
女性用と男性用を敷地内で分ければ、大家族でも良い意味でそれぞれがプライバシーとプライベートな空間を得られますので、快適かつ安心して毎朝の準備が出来ます。男性用は利便性の良い公共施設のような物にして、女性用の物は花柄で可愛い壁紙を採用する等、フェミニンな物にすれば、インテリアとしても楽しみが増えます。